幹細胞とは?

わたしたちはみな、自分たちのからだのなかに、皮膚や血液のように、ひとつひとつの細胞の寿命が短く、絶えず入れ替わり続ける組織を保つために、失われた細胞を再び生み出して補充する能力を持った細胞を持っています。こうした能力を持つ細胞が「幹細胞」です。

幹細胞と呼ばれるには、次の二つの能力が不可欠です。一つは、皮膚、赤血球、血小板など、わたしたちのからだをつくるさまざまな細胞を作り出す能力(分化能)、もう一つは自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができるという能力(自己複製能)です。

関連記事

  1. ダイレクトリプログラミングとは?

  2. PRP療法とはどのような治療法なのか?

  3. 疾患特異的iPS細胞

  4. ダイレクトリプログラミングの始まり

  5. 再生医療等製品治験と医薬品治験とは何か?または違いについて解説

  6. 幹細胞治療の費用はどのくらい?高額な費用が掛かるの?