APS療法

APS療法(Autologous Protein Solution)は、PRPに遠心分離と特殊加工を施すことで、成長因子や炎症を抑えるタンパク質を高濃度に抽出した「自己タンパク質溶液」を活用する治療法です。次世代PRPと呼ばれることもあり、痛みや炎症、関節症の改善効果がある治療法だとされています。

治療のメカニズムなどはPRP療法と変わりはありませんが、PRPをさらに濃縮したもので、組織の修復や痛みの改善効果が高い点が特徴的となります。持続期間も長くて、変形性膝関節症であれば1回の注入で最大24ヶ月の効果持続が報告されています。

関連記事

  1. イモリの再生がヒトの組織の再生への足掛かりとなるかも?

  2. iPS細胞の登場による、爆発的な進展

  3. iPS細胞移植について

  4. 受精卵と細胞運命

  5. PRP療法とはどのような治療法なのか?

  6. ダイレクトリプログラミングとは?