APS療法(Autologous Protein Solution)は、PRPに遠心分離と特殊加工を施すことで、成長因子や炎症を抑えるタンパク質を高濃度に抽出した「自己タンパク質溶液」を活用する治療法です。次世代PRPと呼ばれることもあり、痛みや炎症、関節症の改善効果がある治療法だとされています。
治療のメカニズムなどはPRP療法と変わりはありませんが、PRPをさらに濃縮したもので、組織の修復や痛みの改善効果が高い点が特徴的となります。持続期間も長くて、変形性膝関節症であれば1回の注入で最大24ヶ月の効果持続が報告されています。